TFM-300ドラム缶半自動充填機
TFM-300SX
ユニット単体でドラム缶の高精度充填が可能
充填容器をセットした後、充填開始ボタンを押すだけで定量値まで自動で充填が行えるスタンダードな充填装置です。
充填量を検知する心臓部に精度等級Ⅲ級相当の高精度計量器を使用し、しきい値によりバルブ開度をコントロールする2段投入制御能で高精度な充填を実現します。
オプションの搭載により、充填開始後の自動バルブ下降、充填完了後のタレ受けなども自動化でき、初期位置昇降ハンドルや容器専用ガイドのを追加することで、1台の充填機で多種容器の充填に対応ができます。
※ 写真はオプション(自動昇降機構、自動タレ受け皿、初期位置ハンドル昇降機構、計量台上フリーローラ)搭載品です。
液体充填機 標準型充填バルブ 構造図
主仕様Main Specifications
| 型式 | TFM-300SX(耐圧防爆型ステンレスノズルタイプ) | |
|---|---|---|
| 秤量 | 300㎏ | |
| 目量 | 0.1㎏ | |
| 計量器 静的精度 | ±0.1㎏ FS(弊社工場内出荷前検査時) | |
| 充填能力(参考値) | 20~30缶/h (※1) | |
| 充填精度(参考値) | 200㎏充填時:±0.2㎏ (※1) | |
| 材質(※2) | 充填バルブ | ボディ:SUS304、パッキン:PTFE | 本体フレーム | SS400 耐塩焼付塗装(計量台上カバー部はSUS304) | その他購入品等 | メーカー標準材質 |
| 充填バルブ | 形式 | エア駆動式シリンダバルブ | 供給圧力 | 最大0.4MPa | ボトム内径 | φ72.3mm | 先端径 | 外径:φ47mm 内径:φ41mm | 充填液取り合い | フェルール 2S(※3) |
| ユーティリティ | 電源電圧 | 電源電圧:AC100V 又は AC200V(200Vはオプション) | 消費電力 | 約40VA MAX | 必要エア圧力 | 0.5MPa以上(※4) | エア消費量 | 消費量:約183L/min(ANR)(※5) |
| 制御部 | TD-3600 (耐圧防爆型指示計) | |
| 防爆性能 | ExdⅡBT4以上(ZONE1及びZONE2の危険エリアで使用可能) | |
| 本体重量 | 約280kg | |
※1 充填能力及び充填精度は、1次側の充填液供給量や送液脈動の程度、充填液の性状(粘度など)、オペレーターの容器ハンドリング時間などにより異なります(条件が悪い場合、小投入時間を長くすることで充填精度は向上しますが、充填能力が下がります)。
※2 本体SUS304、バルブはSUS316/316Lなど、用途に合わせてご指定の材質に変更可能です。
※3 JISフランジ(5K及び10K)、ねじ込み配管、カプラーなど、ご指定の規格で製作することもできます。
※4 供給エア圧が足りない場合、増圧弁の追加などにより対応できるケースがありますのでご相談ください。
※5 充填時間120sec・ハンドリング時間30secを想定サイクルタイムとして想定した場合の消費量です。
ラインナップLineup
| 型式 | ノズル材質 | ノズル長 | 電気仕様 | 参考写真 |
|---|---|---|---|---|
| TFM-300S | ステンレス(SUS304) | ショート | 非防爆型 | |
| TFM-300SL | ステンレス(SUS304) | ロング | 非防爆型 | 1 |
| TFM-300T | フッ素樹脂(PTFE及びPFA) | ショート | 非防爆型 | 2 |
| TFM-300TL | フッ素樹脂(PTFE及びPFA) | ロング | 非防爆型 | |
| TFM-300SX | ステンレス(SUS304) | ショート | 耐圧防爆型 | 3 |
| TFM-300SLX | ステンレス(SUS304) | ロング | 耐圧防爆型 | 4 |
| TFM-300TX | フッ素樹脂(PTFE及びPFA) | ショート | 耐圧防爆型 | |
| TFM-300TLX | フッ素樹脂(PTFE及びPFA) | ロング | 耐圧防爆型 |
TFM-300SL
TFM-300T
TFM-300SX
TFM-300SLX
ロングノズル仕様におけるノズル上昇方式の違いLong nozzle lifting method
ロングノズル仕様充填バルブ 動作イメージ
液面追従方式
あらかじめ設定した重量値を検知することで、充填のズルを4~5段階に分けて段階的に上昇させる方式ですす。
ノズル先端から液面までの距離を短く保てることで、落下する液体が液面に衝突する力が弱まるため、発泡性の高い液体の泡立ちを抑えることができます。
液中充填方式
界面活性剤など発泡性が非常に高い液体を充填する場合、ノズル先端から液面までの距離を短くしても十分な発泡防止効果を得ることがでない場合があります。
液中充填方式は、充填ノズルを充填液に浸けた状態で充填を行うことで、充填液の液面衝突を回避して泡立ちを抑えるため、発泡性が高い液体にも高い効果を発揮します。
※ 充填ノズル表面に充填液が付着するため、粘度が高い液体を扱う場合は液だれが多くなります(液だれの増加は充填能力の低下につながります)。
オプションOptions
1初期位置ハンドル昇降機構
調整ハンドルを回転するとノズルの位置が上下に動く機構です。高さが異なる複数の容器を充填する場合などに有効です。
レバー式のブレーキを搭載しており、停止した位置から動かないようにロックができます。
2スタート後昇降機構
充填スタート後にノズルが自動で下降して容器の口に挿入される機構です。充填液の飛び散りが防止できます。
3自動タレ受け皿
充填時にノズルの下から自動退避したタレ受け皿が、充填完了後にに自動でノズルの下に戻る機構です。
充填液が容器上にタレることが防止できるので、液切れの悪い製品などに最適です。
4フリーローラ
計量台上フリーローラ、搬出側フリーローラなど、使用方法に合わせて追加ができます。
また、計量台上に容器に合わせた位置合わせガイドを追加することもできます。
5ローラーストッパー
ドラム缶が充填中に動いてしまうと、充填口と挿入した充填ノズルが干渉して測定重量値に誤差が発生します。
充填スタート後にローラーに自動でブレーキを押し付けて充填容器が動かないように固定します。
可搬型(移動式)充填機Portable type
可搬型(移動式)TFM-300SX
フォークリフトなどで容易に運搬が可能
リフト用移動チャンネルを搭載しているので、フォークリフトやハンドパレットなどで本体を運搬することができます。
充填製品の貯蔵タンクの設置場所が複数あり、充填機自体を移動する方が効率がよいケース、充填機を使用しない時に退避してスペースが確保する必要があるケースなどに最適です。
危険エリアでの使用も問題なし
耐圧防爆仕様(TFM-300SX)は、全ての電気機器が耐圧防爆型の認定品で構成されているため、本質安全仕様のように安全場所に設置した機器との取り合いは必要ありません。
電源とエアを入力するだけで、ZONE1及びZONE2の危険エリアで安心してお使い頂けます。
1背面に電源ケーブルラックなどを装備
背面には電源ケーブル用のラックやアースリールを設けることで、移動時や設置時の利便性を確保しています。
2充填機本体側にフレキシブルホースを搭載
フレキシブルホースを充填機本体側に搭載することで、それぞれの使用場所での配管をレイアウトする手間が軽減されます。
3工具を使用せずに調整できるアジャストフット
移動する度に調整が必要なアジャストフットは、上部にハンドルがついているので、工具を使用する必要がありません。
4専用の前後搬送ローラーも製作可能
装置にぴったり接続できるように、アジャスタ部を避けた構造で設計した専用の前後搬送ローラーも製作いたします。
特殊仕様Special specifications
Case 1TFM-300SX+TD-400
充填機と検量秤を併設し、RS422通信で連携することにより、風袋データの共有、上記PCによるデータ収集などが効率的に行えます。
通常、検量秤では総重量の測定しかできないため、正味量の管理や記録が行えませんが、この製作例では、充填機で測定した風袋重量値を検量秤に送信します。
検量秤は受信した風袋重量をプリセット風袋値として採用することで、風袋重量と正味重量の記録ができます。
また、一般的な計量器に搭載されているデータ出力機能は、一方通行のデータ送信のみであることが多く、上位側が正常に受信できていなくても分からないため、データが欠落する恐れがあります。
当社システムは上位PCとの相互通信により、上位PCからデータ受け取り完了の電文が返信されるまで計量器側でデータを保持して再送信を行うことで、取りこぼしなくデータ収集を行うことができます。
TFM-300SLX-LS(低床型)
Case 2TFM-300SX-LS(低床型)
フリーローラ付きで搬送レベル FL+200mm
シングルポイント式計量器の標準仕様は、搬送レベル FL+300mmですが、 この製作例では、ピットを掘らないフロア設置で、搬送レベルを低くしたいというお客様の要望を受け、ロードセルに直接ロードフットが装着される低床型計量台を採用しつつ、落とし込まれた有効載台部分にフリーローラを組み込む構造に変更することで、搬送レベルを FL+200mm(※)まで落としています。※ アジャスター調整により180~220mmの範囲で調整ができます。
別置き型計量台に変更すればさらに低床に
計量台を別置き型に変更して直接フロアに設置すれば、搬送レベルを FL+115mm まで低くすることができます。
音叉式計量器組込型充填機 TFM-2000SX-SA-EZ
Case 3音叉式計量器組込型充填機
高精度計量器で幅広い容器に対応
計量部に音叉式高精度計量器を採用することで、秤量 2000㎏でありながら、目量 0.1㎏の高分解能を実現しました(通常のロードセル仕様は目量 0.5㎏~1㎏)。高分解能なため、コンテナやパレットに載せたドラム缶4本を計量する場合でも、秤量 300㎏でドラム缶1本を計量する場合と同等の目量で計量を行うことができます。
スイングアームを操作して充填バルブを缶の充填口に移動することで、パレットに積載したドラム缶など、充填口の位置が定まらない容器の充填に対応します。 目量が0.1㎏で問題なければ、専用架台を使用することで、パレットに積載したペール缶16本など、様々な容器に対応ができます。
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